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高速道路雨水横断管カメラ調査


【ご相談内容】
高速道路を横断している雨水配管が老朽化しており本格的な管内映像カメラ車にて現状確認をして欲しい。
(老朽化した横断ヒューム管を放置していると突然の陥没事故の危険があり人身事故に繋がる。更には陥没復旧に長期の通行止めを余儀なくされることもあります。)

その為、事故が発生する前に管内カメラ調査を行い不具合がある管を把握し修繕計画を立てて行きたいとの相談を受ける。

 

【事前準備の検討】
雨水配管がある場所を調査する際にまず一般道から調査出来る箇所なのか高速道路を規制してでないと調査出来ない箇所なのかを事前に調べ調査する場所を決めて行きました。

一般道からの調査日程の決定は容易に決めることが出来たのですが高速道路を規制しての調査は事前打ち合わせが必要であり日程調整に苦慮することもありました。

 

実際にカメラ車を使用して雨水横断排水管を調査する時、カメラを排水管に入れるまでの準備としてコンクリート製の蓋やグレーチング製の蓋を安全に開閉できる開閉工具を準備する必要がありました。

 

またコンクリート蓋は重量もあり設置してある箇所が法面の勾配があるところがほとんどで足元も危険な為、慎重に開閉作業を行うように致しました。

カメラを管内に挿入する際もカメラを落とさないように手元注意にて慎重に行いました。

 

【施工方法】

  1. 調査箇所が一般道から調査出来る箇所なのか高速道路を規制しないとできない箇所なのかを検討。
  2. 調査箇所のカメラを挿入する箇所の蓋(コンクリート蓋・グレーチング蓋ほか)が何なのかを事前に調査した資料より把握し開閉工具を準備し調査箇所に向かう。
  3. カメラが挿入できるように準備が完了すると横断ヒューム管にカメラを挿入し管内の状況を映像にて確認すると共にその映像を録画し記録として残すようにしました。
     
  4. カメラを吐口から呑口まで1スパン録画しながら配管内を走らせ調査完了です。
    ※高速道路を規制しての調査は規制箇所を把握し一般車両に特に配慮し接触事故等を起こさないように毎朝、調査前に安全ミーティングを実施し致しました。